金持ち父さん貧乏父さんという書籍を知っていますか?
これはファイナンシャルリテラシーの低い日本人にとっては必読書です。
今回は「金持ち父さん貧乏父さん」ではどのようなことが書かれているか紹介します。
今回は「金持ち父さん、貧乏父さん」について解説します。
紫の怪しい本でしょ‥
よくネットワークビジネスで利用されてるって聞くよ‥
あやしい投資の商品を買わせるために、悪用されているのは事実。
でも正しく知ることで、あやしい商品を判断できるようになるんだ!
聞いてみるだけ聞いてみようかな‥
もちろん「人生お金が全て」ではないけど、お金はあるに越したことはないからね!
「金持ち父さん、貧乏父さん」とは
本書は著者であるロバート・キヨサキさんの少年時代から金持ちになるまでのエピソードを著しています。
ロバートキヨサキさんには2人の父がいました。
1人は実の父で、一流大学を卒業した公務員である「貧乏父さん」です。
もう1人は友人の父であり中卒の「金持ち父さん」です。
一見すると、一流大学を卒業した実の父が金持ち父さんを思われるかもしれません。
実は、中卒である友人の父が金持ち父さんなのです。
貧乏父さんは「一生懸命、勉強をしなさい。いい会社に入れるから」とアドバイスをしました。
金持ち父さんは「一生懸命、勉強しなさい。そうすれば良い会社が買えるから」とアドバイスをしました。
2人の父さんの考えは全く違うものなのです。
ロバートキヨサキさんは金持ち父さんの言うことを聞いて生きていくことにしたのです。
そんな金持ち父さんから学んだことを本書に著しています。
今のファイナンシャルリテラシーの低い日本人にとっては必読書です。
次項から金持ち父さん、貧乏父さんで学べることをまとめてご紹介します。
金持ちってそもそもなに?
ここで質問です!
金持ちってどんな人ですか?
「年収が2000万円以上」「タワーマンションに住んでいる」「別荘を持っている」とかかな。
とにかく高級そうなものを持っている人は金持ちなのかな‥
本書では「1年休んでいてもお金が自分のポケットに入ってくる人」が金持ちだと定義しているよ。
そんな夢のような生活をしている人はいるの‥
いわゆるFIREと呼ばれる人たちだね。
経済的自由を手に入れるためのマインドを本書から学べます。
金持ちとは「高年収、良い家に住んでいて、別荘」を持っているだけでは判断ができません。
不慮の事故で働けなくなった場合にポケットにお金を入れてくれるものがなければ、お金はなくなっていきます。
真の金持ちとはFIREを達成した人のことを指します。
FIREとは経済的自由といい、不労所得だけで生きていくことを達成した人のことです。
※FIRE:Financial Independence, Retire Early
真のお金持ちになるためには、そのマインドを学ぶことが重要です。
次項から金持ちになるための4つのポイントについてご紹介します。
・金持ちとは1年以上何もしなくても自分のポケットにお金を入れてくれるもの
ポイント① 金持ちはお金を働かせる
本書の中で一番のポイントは「お金を働かせる」です。
「お金を稼ぐ」と言うことは自分で稼ぎにいくイメージがあると思います。
しかし、それではお金持ちにはなれません。
資産を運用をしてお金がお金を稼ぐシステムを作ることでお金持ちになる一歩を踏み出すことができます。
お金を稼ぐ手段は「働く」だけでないことを学びましょう。
あなたの生活が楽にならないのはお金を働かせないで、自分ばかりが働いているからなのです。
「朝から晩まで同じ会社で働いて、いつか上がる給与に希望を持ち続ける」ような毎日を繰り返してもお金持ちになることはできません。
本書ではこの状態をラットレースと呼んでいます。
ハムスターが回し車の上で走り回っているのと同じなのです。
走っているのに前に進んでいない状況が今の現実です。
貧乏のラットレースから抜け出すためには
じゃあ、ラットレースから抜け出すためにはどうすればいいの
まずは「マネーリテラシー」を学ぶことが重要です。
お金の勉強をして知識をつけよう
お金の勉強したらお金持ちになれるの?
「税金を抑える方法」「投資でリターンを得る方法」を学び、資産運用をすることでお金持ちになれる可能性があります。
資産運用をするにあたり、重要なことが「資産と負債」の違いを知ることが重要です。
資産と思って手に入れたものが負債だったとしたら逆効果になってしまいます。
現状、「資産」を正しく把握できていない人がほとんどです。
金持ち父さんは資産と負債の違いを明確にしています。
・サラリーマンとして金持ちになろうとするのは「ラットレース」をしているようなもの
・「ラットレース」から抜け出すためには「マネーリテラシー」が必要
・資産運用をするためにお金の勉強を必要がある
ポイント② 金持ちになるためには資産と負債の違いを明確にする
まずは資産と負債の違いを学ぼう!
ここで質問です。
持ち家は「資産」でしょうか。
それとも「負債」でしょうか。
持ち家ならいざって時に売れるよな‥
ということは「資産」じゃないかな!
答えは「どちらにもなりうる」です!
その家を誰かに貸していて収入となっている場合は「資産」
持ち家として、ローンを払い続けている場合は「負債」です。
ここで金持ち父さん流の「資産」と「負債」の違いについて解説します。
金持ち父さんは資産を「自分のポケットにお金を入れるもの」と定義しています。
資産の一例として下記のようなものが挙げられます。
- 株の配当
- 不動産の収入
- 本の印税
一方、負債は「自分のポケットからお金を抜き取っていくもの」です。
負債の一例としては下記のようなものが挙げられます。
- 借金
- 持ち家のローン
- 車のローン
家の場合、相場よりも安く手に入れて不動産収入としてお金が入ってくる資産の場合は「資産」と言えるでしょう。
・資産は自分のポケットにお金を入れてくれるもの
・夫妻は自分のポケットからお金をとっていくもの
ポイント③ 金持ちは「仕事」ではなく「ビジネス」をする
金持ちになるためには「仕事」ではなく「ビジネス」をすることが重要です。
「仕事」と「ビジネス」には違いがあるの?
「ビジネス」は資産になります。
その場に自分がいなくてもお金を稼いでくるものです。
逆に「仕事」はサラリーマンがやっているような業務です。
会社を経営をしていないのであれば「ビジネス」とは言えません。
サラリーマンをしながら自分のビジネスを持つのは難しいと思います。
しかし、自分の資産を持つことは強力な武器になるのです。
月に数万円でも収入源が増えれば、生活が豊かになります。
さらに「経費」が使えるようにもなります。
ルールの範囲内ではありますが、領収書による節税も可能になるのです。
・自分のポケットにお金を入れてくれる
・節税ができる
ポイント④ 金持ちになるためには自己投資が必要。だから学ぶために働け
金持ち父さんは「学ぶために働く」ことを薦めています。
お金を稼ぐために働くのではなく、様々な知識や経験を得るために働くことが重要です。
実際に著者のロバート・キヨサキさんも「皿洗い」「工事現場」「コピー機の営業」など、目的を明確にして様々な仕事をしていたそうです。
学ぶために働くことで、経験を得ることができます。
それが最高の自己投資になるのです。
経験を得るために仕事をして、自分のビジネスに活かしていくってことだね!
そうだね!
仕事で得た経験を副業でアウトプットしていくのがおすすめです!
・「学ぶ」という目的をもって働く
・経験を得ることが最高の自己投資
まとめ
いかがでしたか?
「金持ち父さん、貧乏父さん」は金持ちになるための第一歩を教えてくれます。
まずはお金について勉強して「マネーリテラシー」をつけていきましょう。
それから小さい副業でも良いので始めてみませんか?
私と一緒に金持ちになれるように行動していきましょう!